ひと夏の思ひ出
こんばんは。やすうらです。
さて、先日ちょっと所用で神戸に行ってきたのですが、その際に山陽電車の「三宮・姫路1dayチケット」というものを利用しました。
このチケット、なんと三宮～姫路が乗り放題なだけでなく、須磨浦山上遊園のBコースの往復利用も可能になりました。(今年1400円から1560円に値上げされて同時に利用可能になりました)
折角行けるならこれは試しに行ってみるしかねえ！ということで須磨浦山上遊園に行ってきました。
ということでここは山陽電車の須磨浦公園駅。阪神からの特急の終着駅になっている駅です。
この駅の改札の横に須磨浦山上遊園へ向かうロープウェイの入り口があります。早速事務所でチケットと引き換えて早速乗車。
ひと夏の思い出を作りに来ました pic.twitter.com/9emATWMvT6
— やすうら (@yasuura_05) 2020年8月24日
ところでこの後ろの看板。
変なオタクなんでこういうの大好きなんです。「あなたがつくる須磨浦物語」ですって。あーーー良い。こういう素敵な一文とかほんとすき。これ見れたし帰っても(殴
…ロープウェイに乗ります。
行きに乗るのはやまひこ号。須磨浦ロープウェイはうみひこ・やまひこの二台があって交互に動いています。二年ほど前に山陽電車の5000系にこのデザインのラッピングがされていたので初めて見たのですが既視感はありました。それはどうでもいいとして車内は数人座れる程度の椅子があるのみ。まあロープウェイだしこんなもんかって感じでした。
しばらく待っていると発車時刻になったので発車。思った以上に揺れずに登って(?)いきます。
須磨の海を見下ろしながら登っていきます。
途中でうみひこ号と離合。そういやロープウェイの前照灯・尾灯ってなんのためにあるのでしょうか。夜間運転も考慮されているんかな？知らんけど
数分揺られてあっという間に鉢伏山上駅に到着。
駅名表がまたいい味出てますね。
ここから回転展望閣まではカーレーターが出ているのですが、折角なのですぐには乗り換えせずにちょっと散策。
案内図です。こう見るとまだまだ入り口って感じがします。
近くに今日の乗り物の運転情報が書いてあったのですが、どうやら行った日にはサイクルモノレールとミニカーランドはお休みだったようです。ﾇﾝ
カーレーターのりばの上にちょっとした展望台があったのでちょっと行ってみることに。(肝心の入り口と展望台の写真撮り忘れた…)
展望台からの景色がこれ。
良い～～～～～～～～～～～～～～～～～。須磨とか鷹取とか新長田(多分)のあたりが見下ろせます。ここでもう既に素晴らしい。まだまだ上はあるので期待大。
明石海峡大橋も何とか見えました。白っぽくなっててわかりにくいですが垂水のあたりも見えます。
そしてついに伝説(?)の乗り物に乗車。
スマートなカーレーター(笑)です。ロープウェイの放送で「スマートなカーレーター」って言い回しがあるのですがなかなか。聞きたい人はロープウェイ乗ると確実に聞けます。
こちらがカーレーター。見るからにスマートです。放送は間違ってなかった。
ということでいざ乗車。
初っ端のベルトに乗せるまでのローラーでクッソ揺れました。でも怖いというより楽しい揺れ方です。ベルトに乗ってしまえばそこまで揺れませんでした。が。
あんま写真では伝わりませんがこの傾斜。傾斜角的な意味で怖かったです。(搬器内より撮影)
注意書き。確かに握り棒持たないと降車時揺れるので降りれません。
だいたい2～3分くらいで頂上に到着。また乗りたいと思える乗り物でした。まあ帰り乗るんですけども。
頂上側の乗降口。地上もこんな感じでした。
降りてすぐのところに回転展望閣があります。
1Fはフリースペース(現在閉鎖中)、2Fはゲームコーナー、3Fは回転喫茶店で一番上に展望台があるとか。
実は、ここに来たのはお試し以外にも理由がありまして、ここの2Fのゲームコーナーに「電車でGO！3」の筐体があると聞きつけて登ってきたのもありました。ということで早速ゲーセンに行きまs…
駄目でした。
まあ…このご時勢ですし仕方ありませんね。ただでさえTA○TOとかのゲーセンでもアルコール消毒徹底してやっと営業出来てる訳ですし。
チェーンの外から例の筐体が確認できました。
見た感じめっちゃレトロなゲーム置いてそうなのでまた閉鎖が解除されたら来ようと思います。
ゲーセンが閉鎖されていたのでとりあえず須磨浦山上遊園を見て回ろうとサイクルモノレールとかある方面へ向かうことにしました。
矢印に沿って歩いているとこのような分岐が。
ここはリフトに乗ると楽できるのですが金をケチろうと雰囲気を楽しもうと思いハイキングコースを選択。
ところで、
こっちがリフトのりば。
こっちがハイキングコースの入り口。思ってたんと違う。やばくね。
まあ一度決めたことですしとりあえず歩いていくとしましょう。
歩いて数分…
え？
これほんとに合ってるのでしょうか。完全に山道ですが。登山しに来たんだっけか。
まあここしか道がないので進みます。
途中で他の道2本と合流。私は一番右の道から来ました。迷いそう
看板はあったので道は間違えてないらしいです。雰囲気がまんま登山だね。山登りに来たと勘違いしそうです。
登山道？から下を見るとこんな感じ。チビッコ広場とかいうけどここ子供が安易に来たらヤバいやつですわ。
そしてちょっと歩くとなにやら登山の雰囲気とは違う整備された階段が。
ちょっと明るいのでなんかあるのかな？と思いつつ階段を上ります。そしてついに…
旗振山完登です！！！！！！！！！お疲れ様でした！！！！！！！！！！(クソ適当)
…じゃない。本来の目的はその先ですがその前に山を制覇してしまったようです。ほぼ楽してきたけど。
この時点でだいぶ汗もかいていたのでこの先に行ったら帰ってくるのが危険になると判断した上、キリも良いのでここを目的地とすることに。いやー完登は気持ちの良いものですね(白目)
先ほどの看板の後ろに旗振茶屋なるものがありましたがやってませんでした。やっていたら人で賑わってそうです。事実ここに来るまでで結構疲れるし。
頂上とその付近の写真です。頂上から見る風景は何事においてもやっぱいいですね。ここに来るまでの努力のフィルターがかかって輝いています。
リフトが眼下に見えました。
…え？ここまで降りんの？
ここまで降りるのは御免です。帰りがしんどいのは目に見えているので。
ひっそりと活躍するはばタン。はばタンダンスは私世代の兵庫県民の義務教育(洗脳)
摂津の国と播磨の国の境界線。
いつまでも山頂にいても何も起こらないので帰ります。登山は下山の方が怖いので気を付けながら来た道を帰ります。
分かれ道にはしっかり看板がありました。なかったら迷子続出ですわ。
なんだかんだでハイキングコースの起点へ到着。
これ、いろいろ端折りすぎて近そうに見えますね。私は普通にリフトをお勧めします。
ここからは行きと同じルートなので書くことはありませんがこれだけは言いたいです。
帰りのカーレーターの下る瞬間の写真なのですが、めっちゃ怖かったです。ジェットコースターの最初の山(?)を登り切った瞬間の恐怖を感じました。
あと降り口。終点付近にこんな看板があるのですが、非常に揺れます。多分ここが一番揺れてると思う。
帰りのロープウェイは待っている間誰もいなかったのでいろいろ撮影。
乗るのはうみひこ号。こちらはやまひこ号の色をひっくり返した色をしています。
須磨浦ロープウェイは川崎重工製。言われてみれば車内もリニューアルされた山陽3000系列みたいな感じです。(伝わらない)
ホーム(?)から須磨の海を見下ろした図。JRの221が偶然通りました。いいですね。
出発時間になったので下山開始。山に登ることしかしてませんでしたが普通に歩いてるだけで楽しかったです。
次来るときは登山する格好で行ってみようかななど思っていたらあっという間に須磨浦公園駅に到着。
ロープウェイと新型車両(とまだ言えるかは不明)の6000系。
この後は用事があったので再び神戸方面へ。このように私の須磨浦物語の第一章は幕を閉じたのでした。山しか登っとらんが。
須磨浦山上遊園、めっちゃ自然～～～～って感じで歩いているだけで楽しかったです。そして所々からにじみ出るエモさも合わさってヌオ～～～～～～～～～～って感じでした。また行こうと思います。いや、また行きます。
皆さんも山陽電車に乗って須磨浦山上遊園へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。豊かな自然とエモいのとスマートなカーレーターは一度経験してみる価値は十分にあります。まあ一度じゃなく何度でも。なんか宣伝みたいになっちゃったな
今回はこのあたりで。またこんど！
BY:yasuura_05
